WinMerge
WinMerge(ウィンマージ)は、複数のファイルやフォルダー(ディレクトリ)を比較し、その差分表示やマージをする機能を持つ、Microsoft Windows用のオープンソースソフトウェアである。 特徴
派生版WinMerge 日本語版WinMergeの主要な貢献者のひとり[4]であるSawanaka Takashiが開発する派生版。「日本語版」と名乗っているが、本家WinMergeとサポート言語上の差異はない。 2004年、Sawanaka Takashiは文字コードの判定など日本語に特化した機能の開発を目的に派生版として「日本語版」の開発をスタートした。その成果は本家WinMergeに取り込まれたため、同一のものとなった。 2013年頃から本家WinMergeの開発が休止状態となっている間、Sawanaka Takashiによる新機能開発版として活動が行われ、3ファイル比較や3方向マージなどの機能が追加された。2018年、本家WinMergeは再開するためにオリジナルのコードを放棄し、日本語版を正式なWinMerge として取り込んだ[5][6]。そのため、日本語版は「(本家と)違いがほぼなくなりました」としている[7]。 その後、日本語ヘルプの追加などの活動が行われたが、これも2019年に取り込まれた[8]。 外部リンク
WinMerge 3WinMergeをWindows以外の環境でも利用できるようQtフレームワーク上へ移植を目指したもの。2010年7月に開発を開始したが、2011年頃には事実上停止した。 外部リンク
WinMerge 2011
2011年にバージョン2.xのコードベースからフォークして作成された。無料で使用できるVisual C++ ExpressエディションでビルドできるようにATL/MFCの依存関係が取り除かれた[9]。しかし、Visual Studio Communityの登場によりその目的は失われてしまった。 以前はBitbucket上で開発されていたが、2020年9月にGitHubへ移行された。 外部リンク
関連項目脚注
外部リンク |