WRESTLE PRINCESS VI
『WRESTLE PRINCESS VI』(レッスルプリンセス・シックス)は、日本の女子プロレス団体・東京女子プロレスが大田区総合体育館で行った興行。 概要東京女子プロレスの2025年3度目、「WRESTLE PRINCESS」としては2021年以来の大田区総合体育館での興行。 大会の模様は動画配信サイトWRESTLE UNIVERSEで生中継された。WRESTLE UNIVERSEの配信では、日本語版の実況席に池田レイラがゲスト出演[1]。英語版はMr. HAKU、バリヤン・アッキ、SETUP代表のPumiの3人をメインに、途中でキラ・サマーと文りんがゲストとして加わる形式がとられた[2]。 大会では、全部で9試合が行われた。第2試合のアイアンマンヘビーメタル級王座がかけられた時間差入場バトルロイヤルでは、途中でらくがポコたんを窒息させて倒し3カウントを奪ったが、カバーの際にらくの得物の枕がらくとポコたんの間に入っており、当王座のルールによって王者を直接カバーしたの枕が新王者と認められ、らくのアイアンマン王座奪還は未遂に終わる[3]。最後に残った2人はらくと桐生真弥で、真弥がらくをスパインバスターで枕の上に落として3カウントを奪い優勝。その際に枕はらくに下敷きにされていたことから、試合を決するカバーでらくの枕も同時に抑え込んだとみなされ、桐生真弥がアイアンマン王座2度目の戴冠となった[3]。 第4試合では辰巳リカと原宿ぽむの2人が、相手側コーナーの上に立っている自身のコーナーと同じ色の旗を奪取した場合に公認凶器の使用が2種類まで認められるルールが採用された「フラッグ争奪公認ウェポンデスマッチ」で対戦[注釈 1]。ぽむがカラーボール100個とメガペンライト複数個を凶器として用意したのに対して、辰巳はハリセンと甲田哲也を持ち込んだが、甲田を人間凶器として投入したことが仇となり、辰巳はぽむに丸め込まれて敗れた[3]。 第5試合では、松本浩代が東京女子プロレスに初登場。荒井優希とタッグを組んで風城ハル&凍雅と対戦した。松本はテレビドラマ「豆腐プロレス」の本編終了後に開催されたリアルプロレスイベントでミラノコレクションA.T.とともに出場メンバーのプロレス指導に携わっており、荒井が参加した2018年2月23日の「豆腐プロレス The REAL 2018 WIP QUEENDOM in 愛知県体育館」でも指導を行っていた。試合は松本&荒井が勝利[5]。 第7試合は、宮本もかの病気欠場による王座返上に伴うインターナショナル・プリンセス王座の新王者決定戦で、遠藤有栖がプリシラ・ケリーを破って初のシングル王座獲得[6]。セミファイナルのプリンセスタッグ選手権試合は、享楽共鳴(中島翔子&ハイパーミサヲ)とOber Eats(上福ゆき&上原わかな)による4月18日にラスベガスで行った選手権試合の再戦[7]で、Ober Eatsが雪辱を果たして初めてタッグ王座を獲得[8]。プリンセス・オブ・プリンセス選手権試合は、東京プリンセスカップを制して挑戦を表明した渡辺未詩が瑞希を破り、1月4日の後楽園ホール大会で奪われたチャンピオンベルトを取り戻すことに成功した。メインイベント終了後、新王者の渡辺がマイクアピールをしている最中に、第6試合で山下実優からギブアップ勝ちをした愛野ユキがリングインし、プリンセス・オブ・プリンセス王座への挑戦を表明した[9]。 試合
脚注注釈出典
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