ICT Spring
ICT Spring Europe(アイシーティー・スプリング・ヨーロッパ)は、ルクセンブルクで開催されるICTイノベーションフォーラムイベント。「イノベーション」をキーワードに世界各国からICT業界関係者が集まる。 概要![]() ![]() グローバル展開を目指すICT企業が集積するルクセンブルクに、各国から業界のCTO、開発者、インフラ事業者やVCなど約3500人が集まる。 会期中には150以上のデモンストレーション、マスタークラスなどが行われる。商談設定サービスや交流会、ヨーロッパICTアワード受賞式典などもあり、 特にカクテルやガラディナーなどのネットワーキングイベントは大企業のマネジメント層や政府関係者とも気軽に交流できる場である。 開催国ルクセンブルクルクセンブルクは政策的にICTインフラ投資と法規制の整備を進め、国内はもちろんヨーロッパ主要都市とのブロードバンド光ファイバー網(8.8テラバイト)、セキュリティーレベルのデーターセンター、通信衛星サービス、ソフトウェア著作権を含む知的財産優遇税制などを備え、アマゾン、イーベイ、iTunes、スカイプ、楽天、リアル・ネットワーク、ネットフ リックス、ネクソンなどのグローバルICT企業が進出している[1]。 日本からの参加2012年![]() ![]() 楽天株式会社の代表取締役会長兼社長である三木谷浩史が同イベント初の日本企業による基調講演を行った[2]。 下記の日本企業が参加した。(アルファベット順)
2013年タレント&DJのサッシャと遠近由美子が、ICT Spring Europe 2013 日本オフィシャル サポーターに就任。元グーグルジャパン社長の辻野晃一郎(現・ALEX株式会社社長)が基調講演を行った。 下記の日本企業が参加した。(アルファベット順)
2014年2013年に続き再び、タレント&DJのサッシャと遠近由美子が、ICT Spring Europe 2014 日本オフィシャル サポーターに就任。 下記の日本企業が参加した。 無料招待出展(アルファベット順)
特別優待出展(アルファベット順)
2年連続出展(2013、2014)
2015年この年、主要テーマを「FinTech (フィンテック)」にシフト。 下記の日本企業が参加した。 無料招待出展(アルファベット順)
スポンサー出展
2016年この年から「Space Forum」「Pitch Your Startup」併催。 “Collaborative Abundance”というキーワードのもと、「フィンテック」、「宇宙」、「マーケティング」、「ICT」「ヘルステック」「HR」などのテーマセッションが行われた。 Google Lunar XPRIZEに参加していた民間月面探査プロジェクト“HAKUTO”を率いるispaceの代表、袴田武史が「Space Forum」で講演し、開発中のローバーを会場で展示した。 下記の日本企業が参加した。 ICT Spring Europe:スタートアップピッチ参加、ブース招待出展(アルファベット順)
Space Forum:スピーカー・ブース招待出展
2017年「Space Forum」「Pitch Your Startup」併催。 「フィンテック」「デジタル」「インダストリー」「スペース」が主要テーマ。 JAXAの小惑星サンプルリターンミッション「はやぶさ2」前プロジェクトマネージャー、当時、JAXA宇宙資源探査イノベーションハブ長(宇宙科学研究所副所長兼務)であった國中均が、「Space Forum」内で“JAXAでのオープンイノベーション“をテーマに基調講演を行った。 下記の日本企業が参加した。 ICT Spring Europe:スタートアップピッチ参加、ブース招待出展(アルファベット順)
2018年[4]「Space Forum」「Pitch Your Startup」併催。 主要テーマは「フィンテック」「デジタル」「スペース」など。 日産自動車株式会社の福島正夫(ITS技術顧問)が「Space Forum」内で基調講演を行った。 下記の日本企業が参加した。 ICT Spring Europe:スタートアップピッチ参加、ブース招待出展(アルファベット順) イベント初日のハイライトとして開催されるピッチコンテスト「Pitch Your Startup」では、日本のEmpathが日本企業として初めてファイナリスト15社に選出され、決勝に進出し優勝した[5]。 沿革
脚注
外部リンク |