この項目では、2023年シーズンのJ3リーグについて述べる。
J3リーグとして10年目のシーズン。2022年12月20日付で明治安田生命保険相互会社との間でタイトルパートナー(冠スポンサー)契約を更新し(2026年シーズンまで)[1]、「2023明治安田生命J3リーグ」 の名称で行う。また、この年からJ3リーグのロゴが改められ、J1リーグ・J2リーグと同じデザインに変更した上で、J1リーグの「頂点を意味する太陽の赤」、J2リーグの「太陽に向かい生長する樹木の緑」に対し「生命の源である海の青」をコンセプトとした青地のカラーリングが採用されることになった[1]。
J1/J2については2024年シーズンからクラブ数を20クラブに揃えることが決まっていることから、その過渡期に当たるシーズンとして昇降格方式が変更されることが明らかになっている[2] が、J3については従来通り「上位2クラブがJ2に自動昇格」で大会方式には変更がない。
一方、Jリーグはクラブ数が2023年シーズンで上限と設定していた60クラブに到達したことから、この年以降日本フットボールリーグ (JFL) との入れ替えを行うこととなり、2023年1月6日に、JリーグとJFLの両者は、J3とJFLの入れ替え制度の導入を発表した[3][4]。具体的には「J3クラブライセンスを取得」し「Jリーグ理事会においてJリーグ入会承認を得た」JFLクラブがJFLにおいて1位となった場合にはJ3の最下位(20位)との自動入れ替え、同じく2位だった場合にはJ3下位クラブと入れ替え戦(J3・JFL入れ替え戦)を行うものであり、JFLクラブの成績次第では最大で2クラブがJ3を退会することになる。
2022年12月20日に大会方式および試合方式が発表された。全38節・合計380試合で行われる。
なお、今シーズンJ3/JFLの入れ替え戦が行われる場合には、第1戦がJFLクラブのホームスタジアムで12月9日に、第2戦がJ3クラブのホームスタジアムで12月16日にホーム・アンド・アウェー方式で開催される予定とされていた。
2023年シーズンのJ3のクラブ数は2クラブが増えて20チームとなる。
2022年のJFL優勝の奈良クラブ、同2位のFC大阪は初のJ3参戦。一方、2022年のJ2リーグ21位のFC琉球は2018年シーズン以来5年振り、同22位のいわてグルージャ盛岡は2021年シーズン以来2年振りのJ3参戦となる。
特記なき場合、監督代行はトップチームのヘッドコーチが務めている。
前年のJFLで優勝した奈良、2位で確定したFC大阪の2クラブが加えて2023年シーズンのスタートした。前半戦では新加入クラブの奈良は8位、FC大阪は7位で折り返す。後半戦ではJ2昇格争いの愛媛、鹿児島、奈良、今治、富山の5クラブに絞り込む。愛媛が14試合負けなし(9勝5分)を記録、首位を譲ることもなくそのまま勢いをつけて2021年シーズン以来の3年ぶりにJ2昇格、J3優勝した。
鹿児島も監督交代するも2位で2019年シーズン以来の5年ぶりとなるJ2昇格した。
JFL降格を争う中、讃岐、琉球、相模原、宮崎、北九州の5クラブの中からだった。宮崎、北九州がいずれにしてもJFLチームが1位と2位に入ったため、宮崎はこの年から導入されたJ3・JFL入れ替え戦を回ることもなく、北九州はJFL降格はせずに19位と最下位(20位)の2チームはJ3残留確定した。
なお、来シーズンは2018年シーズン以来の6年ぶりにJFLからの入会チームがないシーズンとなった。
出典: J.LEAGUE Data Site
出典: J.LEAGUE Data Site註記:†:前シーズンはJ2。‡:前シーズンはJFL
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