熱血BO-SO TV
『熱血BO-SO TV 千葉の元気を世界に届ける広告会社』(ねっけつぼうそうティーヴィー ちばのげんきをせかいにとどけるこうこくがいしゃ)は、2010年4月3日から2020年3月28日まで千葉テレビ放送で毎週土曜日にチバテレAスタジオ[注 1]から生放送されていたローカルワイド番組。ハイビジョン制作(地上デジタル放送のみ)、ステレオ放送。 番組開始から2013年3月まで、サブタイトルは「元気推進プロジェクト」(げんきすいしんプロジェクト)であった。2013年4月から「千葉の元気を世界に届ける広告会社」に変更され、番組セットも新装された。 概要基本的には千葉県の人や名産など、生放送で地域情報を伝える番組である(時折茨城県など他県を含むこともある)。タイトルの「BO-SO」は、千葉県の別称として用いられる「房総」と、「暴走」をかけている。 舞台は「熱血BO-SO社」という千葉の元気を発信する架空の広告会社。社長の八波一起以下、社員や「エージェント」と呼ばれるリポーターがあらゆる情報を伝える。VTRに移るときには、「VTR ウェルカム」(後述の「ローカル鉄道オタク旅」では「VTR 出発進行」)と言うのがお約束である。2014年7月には、いすみ市内にある廃校を利用した「いすみ支社」が設立された(2015年3月終了)。 後述するAKB48がレギュラー出演していた頃(番組開始から2011年まで)は、チバテレの中でも比較的番組CMを放送する頻度が高く、当初CMでのキャッチフレーズは「土曜日に暴走(BO-SO)するのは、誰だ」が使用されていた(現在CMでは用いられていないが、番組ホームページにこのフレーズが使用されている)。また、相談役の森田健作千葉県知事がかつて主演を務めた『おれは男だ!』再放送(2010年4月-2011年3月放送)の番宣も兼ねているものもあった。 番組とのコラボレーション企画
放送時間本放送開始当初は『NEWSチバ600』(5分間)を内包した55分番組として放送していた。後に『NEWSチバ600』は単独化し、番組は5分短縮した(当番組終了後、天気予報→『NEWSチバ600』と放送)。2012年10月からは18:00に『NEWSチバ600』を放送してからの18:05に放送開始となり、終了後に『アクアワールド・大洗天気予報』を放送する。
再放送2010年10月より再放送を開始。再放送は番組スポンサーの違い、「この番組は昨日の再放送です」という字幕が入ること以外は全てそのまま放送される[注 2]。 2012年3月18日より、韓国ドラマ『美男ですね』を放送することになったため、同年3月11日で再放送は一度終了。2012年4月8日より、再度日曜19時台に再放送されることになった。しかし、後述するように特別番組の放送が相次ぐ枠のため、年数回程度の放送が続いた結果、2017年12月からは同枠が正式に特別番組枠の位置づけとなったため、2017年11月で再放送枠は終了した[6]。なお、実質的な再放送最終回は2017年11月5日であり、それ以降の11月は県内の高校スポーツ(前述のラグビーやサッカー)や、『有名私立中学入試のヒント』(日出学園中学校など)により、放送がなかった。2018年以降も同時間帯に不定期に再放送されることもあるが、やはり年数回程度の放送である。2019年からは日曜午前に変更され、この枠は前述のちばアクアラインマラソン中継等余程のことがない限りは休止がないため、放送されることの方がレアケースだった2018年とは状況が逆転している。
このほか、『マリーンズナイター』の雨天中止に伴う雨傘番組として設定される場合もある。
特別番組本放送とは別に、特別編として以下の番組が放送されている。
出演者ゲスト出演者を除いては、「熱血BO-SO社」の社員として、原則何かしらの肩書きを持っている。 2012年3月の人事異動により、それまで毎週出演していた谷岡(チバテレ退職に伴う)・竹内兄妹・江渡が卒業という形で花束を渡されていたが、いずれも2012年4月以降もしばらくは不定期出演の形で事実上は続投していた。いずれもネームプレートは卒業前のものをそのまま使用しているが、毎週出演ではなくなったため、肩書きのところが「×」印で潰されている形になっている。江渡は2012年7月を最後に、竹内兄妹は2012年9月を最後に出演しなくなったが、谷岡は後に「熱血元秘書」という肩書きが新たにつけられレギュラー出演を2013年12月まで継続していた。この谷岡・竹内兄妹・江渡および月1回のみのレギュラー(後述する小日向など)を除いては、降板などの挨拶などなく自然消滅的に番組に出演しなくなるケースが殆どである。 レギュラー出演者病気や舞台出演などの特別な理由がない限りは、毎週出演している出演者(正確には、清宮は2020年1月に一度降板しているが、その後3月に事実上復帰している)。清宮・ぶっちゃあについては、身内をロケに起用することがある。
不定期出演者熱血非常勤社員・研修生・エージェント2018年までは、殆どの場合は画面向かって右側に座っていた(出演者の人数により左側・ブッチャーブラザーズの後方など例外あり)。2019年以降は、前述のとおり左端に全員が座ることになり、下記のメンバーの中から毎週2、3人が出演していた。 以下は、最終回である2020年3月28日に出演していたメンバーを記載する。それ以前に事実上降板していたメンバーは、過去の出演者を参照。
出演休止だった出演者下記は2019年現在レギュラー出演していたが、諸事情により出演休止となり、番組終了により出演できなくなった出演者を記載する。
熱血ゲスト下記以外にもコーナーや飛び入りでゲスト出演する人もいる。
新入社員候補→熱血研修生AKB48と江渡の降板、ならびに「チーバくん大使」枠廃止を受け、空席となっていたアイドル枠として2013年3月新設。席はAKB48・江渡・チーバくん大使と同じ画面向かって右端。当初は「熱血 BO-SO ガール」ないし「新入社員候補」であったが、ネームプレートには肩書きが記載されていなかった。2013年4月より現在の「熱血研修生」という肩書きになった。 2014年までは、前述の伊倉・杉浦・水沢・遠藤・鈴木と、柚月美穂のいずれかが出演していた。2015年以降は伊倉・杉浦・水沢の非常勤社員への昇格(杉浦は後に事実上降板)、鈴木に新たな「熱血若女将」の肩書きがつく→後に事実上降板、宮沢が新加入→後に事実上降板、柚月・遠藤が事実上降板したことから、2017年5月~9月までは「熱血研修生」の肩書を持つレギュラー出演者はいなくなっていた。2017年10月からエヴァンスが、11月からお侍ちゃんが、2018年2月から木島が新たに熱血研修生として加わった。 なお、太字になっているメンバーは、太字で記載された日付けで「熱血非常勤社員」に昇格したことを示している。 熱血研修生出演メンバー
熱血研修生→熱血非常勤社員出演メンバー
ナレーター
頻出出演者毎回、地元千葉県のあらゆる企業・グループ・人がプレゼンなどで出演する。その中でも、下記の小泉市長はあくまでゲストなので「熱血BO-SO社」社員ではないものの、準レギュラー扱いで年数回は出演している。また、以前は栄町関連で、栄町在住の「千葉県"住みます"芸人」であるゴールデンボーイズが出演していた時期もあった。
過去の出演者
AKB48(熱血新入社員、熱血アイドル社員)出演メンバー
チーバくん大使 出演者
コーナーここでは、比較的多く行われるコーナーに関して説明する(単発や数回程度のコーナーは除く)。 リッキーのローカル鉄道オタク旅リッキー課長のプレゼンで、リッキーが千葉県内のローカル線を旅する定番企画。毎年年末年始には、当番組の特別編としてこのコーナーが放送されている。 1つの路線につき概ね6週前後かけて放送する。つまりは、1回のロケで6週前後引っ張る構成である。回を重ねるごとに1つの路線での放送数は増えてきており、2012年9月から2013年2月にかけて放送された小湊鉄道編PART2は放送18回に及んだ。収録が2012年夏だったこともあり、2013年以降(冬の時期)になって半袖に半ズボンやハーフパンツで電車通学する小学生が登場する回が放送されるなど、収録時期と放送時期とで季節感のミスマッチも発生した。以後も放送回数が多いため、終盤にさしかかるにつれ、必ずと言っていいほど放送時期とVTRの服装で季節感のミスマッチが発生するのがお約束である。 元々は、「熱血投稿ビデオ!!(写真も可)」のコーナーにリッキーが駅弁の包み紙コレクションを投稿し、それを見たスタッフが「BO-SO TVは生放送で何があるか分からないので、いざというときに放送できる内容」として検討されたのがコーナー開始のきっかけである[注 40]。実際に、2012年10月13日放送で「いざというとき」が発生したため、当コーナーが2回連続放送と異例の状況になった[注 41]。 コーナーの主な特徴を列挙すると、以下のとおりである。
現在行われているその他のコーナー多数あるため、伸縮型メニューで表記する。以下は、2017年に行われた実績のあるコーナーを挙げている。 現在行われているコーナー
年1回程度恒例となっているコーナー多数あるため、伸縮型メニューで表記する。 年1回程度恒例となっているコーナー
千葉県内のゆるキャラが集結して、紅白に分かれてあらゆる競技で争う。ゆるキャラは、基本的に千葉県内市町村の公認キャラ(前述のうなりくん等)や企業公認キャラ(東京ドイツ村のホーリー・アンジー、成田国際空港(NAA)のクウタン等)が登場しており、非公認キャラ(ふなっしー(船橋市非公認)、カシワニ(柏市は協賛の形で、公認はしていない)等[注 44])は登場しない。また、チーバくんやチュバは登場自体はするが、競技には参加しない。 第1回は、当時「ゆめ半島千葉国体」が開催されていたことから、そのパロディ企画の「熱血 BO-SOキャラ国体」として開催。そのため、特に勝敗はつけなかった。第2回以降は「熱血ちばキャラ運動会」とタイトルを変更し、赤白対抗形式にして、毎回MVPを選出することになった。 第4回となる2014年は、本編でMVPになったゆるキャラの地元をPRする特別番組「熱血BO-SO TV PRESENTS ちばキャラ運動会 〜MVPと行くごほうびツアー〜」を、単独の番組として放送する。 第7回となる2017年は、同年10月9日(体育の日)に、初めてとなる一般公開で行われた[11]。 2018年までは毎年開催されていたが、2019年は開催されなかった。 終了したコーナー多数あるため、伸縮型メニューで表記する。 終了したコーナー
放送日程2013年12月14日放送で長生村のゆるキャラが登場したことで、2013年現在存在する、千葉県内全ての市町村が紹介された。 2010年4月3日 - 12月25日
2011年1月8日 - 12月30日
2012年1月7日 - 12月22日
2013年1月1日 - 12月21日
2014年1月2日 - 12月31日
2015年1月4日 - 12月26日
2016年1月2日 - 12月24日
2017年1月2日 - 12月23日
2018年1月2日 - 12月22日
2019年1月12日 - 12月21日
2020年1月11日 - 3月28日
脚注注釈
出典
関連項目
外部リンク
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